KILLTIME STREET

「ぼっち」は暇を持て余す。だから俺は暇をつぶす。ひたすらに。

SINCLIENTフルコンプ

ようやくSINCLIENT攻略終わりました。
ネタバレ要素があるのであとは「続きを読む」からどうぞ。

シナリオ B
いや〜、最初はどうなるかと思ったけど、結構いい感じに収束した感じかな。
題材が題材だけにどことなく滑りそうな感じもあったんだけど、伏線も回収できていたし、次から次へと事態が急変する様が読んでいて引き込まれました。
ただ、BABELもとい爽乃の目的が新世界の神になるとなんとかどっかで聞いたことのあるありがちなものになってしまっていたのはこの手の題材における悪役としては凡すぎてちょっとね…
なんというか、世界をぶっ壊してまでやる革命の動機としてはなんか浅いといつか、見ている世界が狭いというか。スケールがでかくなりすぎた分、理屈が追いつけてない気がする。

それにユリアヌスの過去的なところがちょっと不明で、結局最後もユリアヌスは爽乃と同じようなことを口走っていて、「ん?」って思ったね。ユリアヌスそんなこと考えてたのか?って。コイツもいつの間にか洗脳されたのかなあって。平野未来を殺さなかったし、完全に冷徹にはなりきれなかったところに「神」としての欠陥、ひいては
オリジナルの人間臭さが残ってたのかなーと推測。

あと、BABEL関連で言うなら七賢者は何がしたかったのかってところ。共通の意志があれば何やってもいいという設定だけど、結局よくわからなかった。
それにしても美奈、颯一、沖田、冬華。日本人多いなっ!?
アンノウンはちょっと消化不良でしたね。話に登場してから消えるの早すぎw

キャラ C
主人公が特にそうなんだけど、内調無能すぎじゃね?
徹も舞もシャーロットも颯一もプロのエージェントの癖に肝心なところで敵に襲われたり裏を書かれたりしてお前らもうちょっとなんとかできただろう!って思うところは見ていて尽きなかったなあ。
女性キャラはすごく可愛かったんだけど、主人公があまりカッコイイと思わないというか感情移入できないいうかなんか物足りない感じはしますね。
まだ凪の方がよかったです。凪はカッコイイ。

あと、設定を詰め込みすぎな感はあったかな。〜〜なんだけど実は○○っていう裏の顔が登場キャラのほぼ全員が持ってて作りすぎた設定であることは否めないけど、それが逆に話を面白くしてると考えられるし、あんまりリアリティ追い求めるのも無粋なのかも。


Hシーン C
一本道で正ヒロインは雫だけだからシーン数が少なくなるのは仕方のないことなんだけども、サブヒロインにももうちょっとスポット当てて欲しかったな。エクストラもあれはあれで嬉しいし、シャーロットが思いのほかロリ体型で俺得だったのは嬉しい誤算だったんだけども、もう1,2シーンあったら良かったとは思う。個人的にはシスティーナとの絡み希望でした。Hシーン自体は別に良くもなく悪くもなくといった感じですかね。普通です。


音楽と絵は全然問題なし。文句つけるところは特にありません。
OPEDもクオリティが高くてBGM自体も挿入のタイミングも良かったです。

つーわけで全体的な評価で言うと C です。
[A/B/C/D/Eの5段階評価]

あくまでも僕の主観全開のテキトー評価ですw


お気に入りのセリフは
マイケル・サヴィーニ「俺にお前を越えさせろ!」です。
こいつがただの嫉妬野郎だったことは残念でしたが、このセリフにはシビれるものがありましたw
コイツは普通に生き残って欲しかったわ。