KILLTIME STREET

「ぼっち」は暇を持て余す。だから俺は暇をつぶす。ひたすらに。

宇治田原横断ポタ

この日は昼から予定が空いたので、いつものように適当にルートを決めてみた。
前回の宇治ポタの時に気になったポイントから大体のコースを組み立てる。

30分や1時間で走れるコースじゃ物足りなくなっていた俺。
できるだけ時間をかけて走れるコースを走ってみたかった。
そうして決めたのは宇治田原を横断するルート。



今回からルートラボを使ってコースの再現をしてみたよ。
車前提になってるからちょっとだけズレてる部分もあるけど、
だいたいあってると思う。
便利なものがあるもんだねw

今回のポタの詳細は【続きを読む】からどうぞ!

大津港からスタートして、ひたすら南下して立木観音を越えた先の鹿跳橋。
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まっすぐ行けば宇治方面へ、左折すれば宇治田原方面。
今回は左折する。

道なりに進んでいくとだんだん田舎の風景になっていく。
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初めて来た道だから「この道で合ってんのか?」と思い、スマホを見つつ進む。
途中電波が入らないところもあったりして内心ドキドキだったりw


宇治田原に入る直前まで結構な上りがあったんだけど、
ここはなんとか気力で登り切る。



登り切るとすぐに「宇治田原町」の文字が。
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この後はご褒美の下り。宇治田原の町を爽快に駆け下りる。
さすがはお茶の一大産地。いたるところに茶畑が見える。
といってもあまり写真には写ってないけどねw
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しばらくすると分岐の案内。
ここは左の信楽方面へ。
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いらっ茶〜いwwww俺結構好きだぞ、こういうの。
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宇治田原の工業団地を過ぎていくと湯屋谷という地域に着く。
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当初はそのままこの分岐を左側に直進するする予定だったんだけど、
ここまで来る間にあまりにも観光スポット的なものがなかったことに気づく。
なんか物足りないなあと思っていた矢先にこの分岐。
案内板を見ていると右側に進むと何かがあるらしい。


右側にそれて進むと更に分岐が。
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なんだかわかんないけど、大滝にそそられたのでそちらを目指すことに。
大滝へは普通の集落みたいなところを縫うように進んでいく。
こんなところに滝なんてあるの?
少なくとも観光地って感じじゃないなーと思いつつ進んでいくと、

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「はぁ?」
えっ、山やん・・・?


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まじですか・・・


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なんで登山してるの俺www


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こんなところに茶畑。


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山の中からしか撮れないよね、こんな写真。


写真では伝わらないけど、バカみたいな急勾配。
登るのしんどすぎwww
入口付近までは自転車乗ってたけど、
途中から絶対ムリ!って思って押して歩くことにした。
今思えばどっかに放り出しといてもよかったかも。

登っても登ってもひたすら続いてく。
そりゃ滝は高いところから流れるわけだから当然山の上だわなw
大滝という響きに魅せられて来たのが間違いだったか・・・?
引き返そうかと何回か思ったけど、
自転車押しながら来る奴もなかなかいないハズ。
そしたらせっかくだし行ったれーー!な気持ちで登っていく。

だんだん空が近づいてきて、ゴールが近いのが感じられる。
眼前に開けた場所が。
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どうやら着いたっぽい。誰もいない。
そりゃそうか。そんな簡単に来れるところじゃないもんな。


町の指定文化財らしい。
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おお、滝流れてる流れてる!結構綺麗な鳥居も建ってる。
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滝の規模としてはそんなに大きくないけど、結構高さがある。
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実際はこの写真の奥のはるか上の方から流れ落ちてきてる。
右の階段を登った脇のところから登ろうと思えば登ることもできそうだけど、
命のリスクをひしひしと感じ取ったので下から見上げるだけに留める。

下を見下ろすとこんな感じ。
写真だからか、妙に高低差があるように見える。
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すごく・・・ぉっきいですぅ////(一回言ってみたかったw)
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鳥居のそばには事務所的なものがあって、その前になんか引き出しが。
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どことなくRPGの主人公気分で開けてみると、
一冊のノートが入っていた!

パラパラとめくって見ると、知る人ぞ知る観光スポットとかによくある感じの、
立ち寄った人たちが一言書き記す為のノートだった。

遡ると結構な数の人がやってきているみたいだったけど、
最近は台風の影響でまともに立ち入れなかったみたい。
確かに木々や土砂がまだとっ散らかってたもんな。
車も通行止めだったし。

せっかくだからノートに俺も一言書いていってやろうと思ったんだけど、
ノートの角に取り付けてあるヒモの先にあったであろうエンピツがねえ!!
(これあるあるだよね、飲食店のアンケートハガキとか)

と、いうことで書こうにも書けないもどかしさを抑えつつ、
スタンプだけ押してその場を後にすることに。


下りは急勾配過ぎて自転車乗ったら勢いで横の川に突っ込むこと必至だったので、
やはり押すことにしたんだけど、途中から傾斜も緩くなっからそこから一気に下る!

もう、ワープしたんかと思うくらいあっと言う間に戻ってこれたw

再び先ほどのふたまたの分岐へ戻って、その近くにあるお茶の直売所に立ち寄って、
宇治茶のソフトクリームでも食おうと思ったんだけど、
今の滝の上りで尋常じゃなく汗かいてからの猛烈な下りのせいで体が冷え冷え状態だったので
さすがにさらに冷やすわけにも行かず、
適当にお茶っ葉をおみやげに買ってようやく先へ向かう。


んが、ここからキツかった!
登って登って登りーの!!
ルートラボ見てもらったらわかるけど、エライ坂。
裏白峠、っていうんだけど、丁度京都と滋賀の県境の峠だね。
マジで車しか通らないだろうっていう道を自転車だもん。
俺バカなんじゃなかって何度思ったか。
これ登りきれんのか?
自転車動かなくなったらどうすんのさ・・・
とかいろんなことを考えながら登る。
てかもう足がパンパンで歩いてたけどさ。
なんでこんなことに・・・






そりゃあもう、








大滝登っちまったからだよっ!!




立木観音の教訓を全然活かせてねーじゃんかよ・・・


車が過ぎ去ったらスゲー静けさ。
虫とtか鳥の鳴き声しか聞こえない。
完全に取り残された感が・・・


それでもこの標識を見た時は救われた!
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登坂車線が終わるということは上り坂もだいたい終わる!
こっから信楽に入って、延々と続く下り。
もうずーーーーと下り。
今までの苦労が全部報われたと思うくらいの下り。
マジ気持ちよすぎワロタwwwww
車の通りも少ないし、爽快感半端ないww

左折で大津へ戻る!(一瞬真っ直ぐ行きそうになった)
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富川トンネル。
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トンネルにしてはかなり幅のある歩道?が設けられていて俺としてはかなり有難い。
狭いトンネル抜けるのは距離短くても怖い。
トンネル内も下り勾配がついてる。

ひたすら下りを満喫しつつも、
同時に暗くなる前に街中へ出たいと思いをたぎらせ、
日が西に傾く頃、ようやく見覚えのある場所へ。


帰りは立木観音の方へ抜けずに瀬田方面へルートをとって
瀬田川の対岸を進んでいく。

こっちのほうがまだ安全に走れるような気がする。

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ということで、無事に帰宅することができましたとさ。

感想からいうと・・・ポタ感なくね?

ポタリングとうたって入るものの、
観光する余裕すらなく、登りに登って体力を猛烈に削ぎ落とされ、
途中「やっぱ来なきゃよかった」と漏らして・・・

これポタじゃなくてトレーニングだよね?トレーニング!
もはやそうとしか思えなくなってきたよ。
たまたま今回は峠越えた後の下りがかなり楽しかったからマシだったものの、
ぶらっと出かけて取るようなコースでは全然ないよね?
あーもう二度とこんなコース取りたくねえ!


ルート決めの重要性を思い知らされましたよ。
あと見知らぬところでの観光はロクな事にならない。
事前によく調べておくように。



リザルト
走行時間 3時間55分
走行距離 72km
平均速度 18.3km/h
最高速度 45km/h
消費カロリー 1013kcal
累計走行距離 274km